Dixna V-シェイプステムを買ったよ。
いまでは日常の足として大活躍してる Tartaruga Type-S SD ですが、以前からぼんやりと「私にはアジャスタブルステムである必要性が無いから、軽量な固定ステムに替えてもいいよねー」と思っていたけど、標準付属のアジャスタブルステムが先日壊れてしまったので(その際にはひどい目にあった……)、適当なステムとして調達してみました。
要求仕様としては、
- コラムクランプは1-1/8インチ
- 角度は水平にするため-17°
- 車体と合わせるために白であること
ハンドル径は 25.4mm だけども、それも含めると条件全部を満たせる製品はなかなか見つからなかったので、ハンドル側にはシムを噛ませる想定で、ハンドルクランプ径が 31.8mm になることは許容した。
白色というのが案外少なくて、ホワイトパーツが一時期流行していた2009年ごろに買っておけば良かったなーと思わされた。(黒や銀なら条件を満たせるものがなんぼでもある)
そんなこんなであちこち物色して、すぐに手元に届きそうなアイテムとして選ばれたのがこのステム。
観察してみると色はただの白じゃなくてきらめきのある綺麗なパールホワイト。(紫外線で黄変しなければ良いなぁ……)
フェイスプレート裏の滑り止め加工はいらないんじゃないかなぁ……。(カーボンハンドルにあざが残りそう)
ヘッドクランプの固定ボルトは穴の底面に「T」刻印があるTAILOU METAL INDUSTRY 製だけどもフォークコラム側のボルトは底面に「8.8」刻印がある高強度ボルト、ステム胴は円筒じゃなくて上部は丸くて下部はややとがり気味の卵型で、仕上げは非常にスムーズ。おおっと、これは予想以上に良いモノの予感がするぞ!
ボルトの刻印の話は、のむさんがシルベストサイクル在籍中に書かれたブログ記事で説明されているので、興味のある方はどうぞ。
取り付けてみると、3Nm ぐらいでパチッと音がしてボルト穴周りの塗装が割れてしまったけど、まぁそれぐらいは仕方ないよねというところ。黒モデルや銀モデルだったら塗装じゃなくてアルマイトだろうから、塗装割れに気を使わなくて良かったのかも。
元のアジャスタブルステムが 268g だったのが 135g と約半分の重さになり、色も黒からフレームと揃いのパールホワイトになり、良い買い物ができたなーって思いました。
ハンドルやコラムの固定力や剛性感・耐久性などについては、半年ぐらい使ってからあらためて追記しようと思います。
こんな感じになりました。
購入価格 3,326円(ワールドサイクル)
実測重量 135g(90mm長)
良かったところ
◎ パール塗装が綺麗
◎ 安心と信頼の MADE IN TAIWAN で、作りや仕上げやボルトが良好
◎ お手頃価格で買えた
イマイチなところ
△ 塗装の皮膜が弱い (ブラックやシルバーだったら、たぶん問題無い)
△ コラム側の割りが斜めじゃない (ステムはリッチーが至高だと思っている)
総合評価
選択肢が少ない -17° の白ステムの中で、入手性が良くて、お値段以上の高品質製品!