二号車、Orbea Orca 2007
冬期休暇中に組んでいた二号車の Orbea Orca さん。
あぁっ、曲線や色合いが本当に美しいっ。
銀色のアルミ製シートクランプ&ヘッドバッジなので2008年以前のモデルで、この2008年にはこのブロンズカラーは無かったような気がするので、おそらくは2007年モデルだろう。
古今数多あるメーカ製ロードバイクの中で、私が最も優美だと感じ、いつか手に入れたいと思い続けていたバイクのうちの一台。
ロードバイクに興味を持った2007年ごろ、フレームにン十万,完成車はフレーム倍額みたいな相場や価格感に慣れておらず、それまで読書や映画やゲームなんかの数万円程度で収まる趣味しか持たなかったため、ロードバイクが欲しいと思いながらも金額にビビって尻込みしていたまさにその当時、プロが乗るトップモデルの一つとしてこのオルカが君臨していた憧れも私の思い入れに上乗せされているかもしれない。(私の心にグッとくるロードバイクは2007年前後のモデルが多い)
2010年以降のオルカはマイナーチェンジやリニューアルを重ねるたびにどんどんと私の好みから外れたデザインになってしまい、この型のモデルも店頭から姿を消していき、憧れだけがくすぶり続けていたのですが、サイズ,カラーリング,コンディションいずれもばっちりな出物を見つけて、だーいぶ前にお迎えしていたのでした。……メール履歴を漁ってみたら、ちょうど2014年1月初頭に我が家にやってきたようなので、2年間ほどそのまま寝かされていたのですね。(白目
組むときに全部のパーツの重量を計っておけばよかったなと、いまさら気付いた。また改めて細部の写真を撮って、組み付けたときのメモを書き残しておきたい。
リハビリ&二号車試走サイクリング(嵐山~花背~京北)
いつもの同僚とサイクリング。
冬期休暇の間にせっせと組んでいた二号車のお披露目でもありました。あれは昨年元日の走り初めの時、私があれこれパーツやらフレームやらを買い込んで死蔵してることを知っている彼は、新年の挨拶よりも先に「あれ、フレーム変わってないんですか?」とdisってくれたことはいまだに記憶に残っている……。まぁ、そのはなしは置いといて。
今月半ばに備えたブルベに向けて、寒い外気に体を慣らしたり、ウェアの調整を思い出したり、山や平地の走行ペースを思い出したりするべく走ってみようというのが今日のテーマ。
予想気温は最低1℃の最高11℃とかそんな感じだったと思う。ウェアは、おたふくインナー,ENDO 長袖ジャージ,Endura Stealthジャケット,Giordana 起毛ビブ,モンベルメリノソックス,モンベルメリノインナーグローブに Shimano ウインドストップグローブといういつもの装備。花背登りでは汗がこもるほどに暑かったが、一転下りは凍えそうなほどに寒かった。日蔭側斜面の下りでは正午過ぎでも路上の気温表示が1℃で、そりゃ寒いわという感じ。そういえば去年の春先にも舐めたウェアでここを走って凍えていたんだっけ。今日は防寒フル装備で良かった。
一年ほどまともにロードバイクに乗っておらず、負荷の感覚も薄れきってしまったので、久々に心拍計を装備して負荷強度を意識してみたら、有酸素運動ベースを超える負荷で走りがちなことに気づいたりもした。
コンビニでの休憩が少しのんびりしていたり、リハビリペースで走っていたりしたけども、平均速度はグロスで15kphを大幅に下回り、これブルベだったら失格だよねという結果に。うーん、もうちょいきびきび走らなきゃならんのか……。
素人作業で組み上げた二号車はハンドルバーやステムがずれたりヘッドががたつくようなこともなく、無事に走り終えることができました。初めて使うカンパニョーロの11Sの変速系統&ブレーキだったり、前ブレーキを左レバーで引く左前セッティングだったりはじめて要素を盛り込んでいたけれども何ら問題が無くて割と拍子抜け。
ブレーキは左前だろうが右前だろうが大して変わらないし、デュラエースのキャリパーじゃなくても普通に止まるし、カンパのコンポも小気味よくパチパチと変速してくれるじゃあないか。ブレーキのウェット性能だけが未知数ながらも、これなら普通にのりこなせそう。
2017年にやりたいこと
整備メモ:Campagnolo Cholus 11S -2014
二号車のコンポには、死蔵していたカンパのコーラスを中心に組み付けてみた。
- Chorus 11 エルゴ
- Super Record Dスケルトンブレーキ
- Record 11 FD
- Chorus 11 RD
- Super Record 11 クランクセット 170mm 53x39T
- Super Recoed BB Cup
- Chorus 11 スプロケット12-28T
組み付けや調整に難しいところは特に無く、変速系は適当にワイヤーを張って可動域をチェックするだけで普通に機嫌よく変速してくれた。チェーンの長さはカンパ推奨の長さに収められず、少し長くなってしまった(スプロケのトップやインナーチェーンリング、シートステー長などの要因により、推奨範囲に収まらないこともあるんじゃないかと思う)。整備台上では怪しく感じられたフロント変速も実走においては実に好調な様子。
真ん中あたりのギアで RD のプーリーケージあたりから軽く擦過音が聞こえる気がするので、RDハンガーに曲がりが無いかチェックしておいた方がいいかもしれない。
ブレーキのキャリパー固定ボルトやエルゴパワーの固定ボルトが T25 であることは前から知っていたけれども、RD の取り付けボルトが T30 でホイールを外さないと脱着しづらい感じなのは心の片隅にとどめておかないといざというときに困りそう(パッキングのために RD を外すときや、取り付け直す時、出先でのハンガー折れなど)。
メモ、エルゴパワーのケーブル挿入口はブラケットの真下側。クランクのウェーブワッシャを入れるのは反駆動側。
整備メモ:Mavic Ksyrium Elite
いやー、実に丸一年近く寝かせていたんですねぇ、このホイール。
二号車の建造にあたって整備してみましたが、振れ取り台に乗せてびっくり。
これ、振れ取りもスポークバランスもセンターも、ほとんど手出ししないでいいぐらいに調整してあるじゃあないですか。Mavic の製造が良いのか、それとも CRC の検品がイイのかはわからないけども、これはなかなかやるじゃないの!ってちょっとテンション上がりました。
とはいえ、パーフェクトってワケでもなかったのでちょこっと振れ取りとテンション調整しましたけどね。
Mavic の FORE テクノロジー(リムに直接ネジ山を加工してニップルをねじ込む)なホイールを触るのは初めてだったけど、ニップルの扱いなど振れ取りのやりかたは通常のホイールと一緒。
スポークテンションは TM-1 読みでフロントが18前後、リアはフリー側13前後の反フリー側が17前後。
重量は、ホイール本体がフロント 704g でリア 897g(付属ロックリング込み) でリムテープ不要、付属スキュアーがフロント 61g のリア65g。
いじってみて良さが伝わってくるホイールでした。これ、同じコースで神経を澄まして Racing 3 とじっくり比較してみたいなぁ。
ほすみ、ソシャゲやめるってよ
スマートフォンのゲームアプリをやめることにしました。厳密には、「時間回復リソースをスキマ時間だけで消化しきれない、もしくは、プレイのタイミングを束縛してくる」タイプのゲームは現在開催中のゲーム内イベント終了をもって止めることにしました。
最初は通勤時間のひまつぶしで始めたソシャゲですが、時間回復リソースの消化に追われてスキマ時間以外も気を取られたり、ゲーム内イベントに合わせて就寝が遅くなったり生活パターンを乱されたり、時間消費リソースがあふれたりゲーム内イベントの開催時刻が気がかりで趣味のはずのサイクリングに出る頻度も減ってしまったりと、気が付いてみれば生活の中にソーシャルゲームがギチギチに食い込んでしまった状態に。
だいぶ前からうっすらと「これはちょっとよくないな」と思いながらダラダラ続けてしまっていたけれど、つい先日に9歳長女氏がちょっとした問題行動を起こし、その遠因の一つにもなってるんじゃないかと思ったので、止める決心を付けました。
朝の多忙な時間帯にも片手間にスマートフォンをいじっている、通勤中に本を読むことが無くなった、休日に家事や子供の相手をすることも無くダラダラとゲームで時間をつぶしている、私がスマートフォンをいじっているときは子供が顔色を見て話しかけてこないなどなど、今になって思ってみれば実にひどい有様でした。
本当に、心から反省。