Hosumi's Lifelog

四十路おじさんがネットの海辺でぶつぶつ独り言をつぶやいているよ。

Garmin Edge1000J 軽く使ってみて

先日の200kmブルベで Garmin Edge1000J を使ってみて、感じたことの覚え書き。ウェブ上で他の人が散々語りつくされた内容でしょうけども、チラ裏的なメモとして。

前提として、これまで私は欧米版の Edge705 に OSM をインストールして使っていました。

 

レスポンスは非常に良好

Edge705の行方が分からないので実測値での比較はできませんが、電源を投入してから衛星を補足して利用可能になるまでの時間が明らかに早くなっています。また、スリープモードもありスリープからは一瞬で復帰してくれます。スリープ状態でのバッテリ消耗がどれぐらいなのかは試していないのでわかりませんが、これもこれで便利な印象。

タッチパネルの操作感もスマートフォンのようにサクサク応答してくれて、モード切替時に一呼吸待たされたEdge705と比較すると軽快な感じでした。タッチスクリーンが雨にぬれるとロックがかかり、水滴を拭わないと操作できなくなるそうで、さすがにブルベでそれは困るので保護フィルムを貼っていますが、それでもグローブを付けた手でもタッチパネルはちゃんと反応してくれました。

 

視認性も非常に良好

画面が大型化され、地図も走行情報も非常に視認しやすくなりました。

地図はちゃんとした日本語地図がインストールされていますが、どんな道路も細線で描画されるため道路の規模が地図からは判断しにくく、カーナビやGoogleMapなんかと比較するとイケてない感じが非常に強いところは不満です。同僚に借りた(そして壊してしまった)eTrex20は、OSMでもGoogleMapみたいな道路標示ですごく見やすかったから、このEdge1000Jにも期待していたんだけどなぁ……。

 

スマートな筐体と不満の残るバッテリ

スクリーン面積が増えた分だけ大型化はしえいるものの、筐体の厚みはEdge705の半分近くに薄型化されてて、デバイスとしてスマートで洗練された印象です。

言い換えると、Edge705は多少荒く扱っても壊れ無さそうな頼もしさがあったけど、Edge1000Jは落としたりしたらすぐに壊れてしまいそうな不安感もあります。

プロセッサやパネルの高性能化・省電力化でエネルギー効率は多分いいんでしょうけど、薄型化の影響を受けてかハイエンドモデルなのにバッテリ容量はさほど大きくない印象で、先日のサイクリングでは走行開始から6時間ほどでバッテリ警告を出されました。(バックライトOFF,GLONASS無効化)

これじゃあちょっとのサイクリングでも外部電源が必要になりそうです。Edge705では稼働12時間ぐらいでバッテリ警告がでていたような記憶があるので、この点には大いに不満と不安が残りました。

GLONASS以外の機能の無効化でランタイムをもうちょっと伸ばせないかあれこれ試してみたいところです。

 

バイクプロフィールの廃止

Edge705では何台かバイクプロフィールが設定可能で、そこにホイール周長や車重などが設定できたのですが、Edge1000Jではこの機能がオミットされていて、これも少し残念に思えました。

確かに、タイヤ周長は自動計測もできるようだし、Garmin Connect や Strava でバイクプロフィールを登録すればバイクごとに積算走行距離も管理できるんだけども、なんでそれしきの機能をフラッグシップ機たる本機で削ってしまったのかが腑に落ちません。ファームウェアやメモリの容量をさほど圧迫するような情報でもないと思うんだけどなぁ。

 

イケてるようなイケてないような付属品

付属の純正アウトフロントマウントは Edge8xx をベースに設計されたモノなのか、Edge1000Jとの相性があまり良くないです。具体的には、バイク中央(フレーム・ステムと同一直線上)にマウントしようとすると、Edge1000J は市販品のほとんどのステムと干渉します。microUSBケーブルで給電するときも同様で、USBのコネクタがステムやハンドルバーと干渉しやすそうなので、L型プラグの延長ケーブルを用意しておくと良さそうな感じでした。アーム長があと5mmでも長ければ、もうちょっとマシだったんだろうなぁ。これは設計を改めたマウントを付属させてほしかったなぁと思う。

他にも、ラバー性のストラップが付属していましたが、伸縮性があるので Edge1000J に付けておくとひばり結び(わからなかったらググろう)で車体に括り付けることが可能で、なかなか便利だなと思った。振動や衝撃でEdge1000Jのマウントの爪が折れて落下した、とかいうハナシもちらほら目にしてますし、同僚のeTrexを落として壊した教訓もありますしね……。

 

IYHがとまらない

うわぁぁぁ、年明けから大型の買い物が続いてるから自制しなきゃならない状況なのに、またもポチってしまったじゃないか。(((;゚Д゚))

でもでも、型落ちとはいえジクラルスポークのキシリウムエリート(タイヤ抜き)が、CRCでバウチャーを適用して前後合わせて\28kぐらいだとか、そんなの見てしまったらどうにも手を出さずにはいられないじゃないか。リア単品なんて(カンパフリーしか残ってないけど)バウチャーを適用したら\13kですよ……。

いまのRacing3も使い始めてそこそこ経つし、違うブランドのホイールも試してみたくなるじゃあないですか。

意味無く髪を伸ばしています

半年ぐらい前に、「君は髪伸ばしたらどんな感じになるの?」って酔っぱらった恋人に問われたのが軽く気になり、そういえば生まれてこの方ずーっと短髪だったよなぁと思い、昨年の冬あたりから髪を伸ばし続けている。どんな髪型にしたいかの漠然としたイメージすらないけども、とりあえずは飽きるか似合わなさに嫌気が差すまで伸ばし続けてみるつもり。

とはいえ伸ばしっぱなしで数か月が経ち、そろそろ手入れしてないボサボサ感が漂い始めているのでこのあたりで一度手入れをしてもらう必要がありそう。こういうときのカットってどうオーダーするのがいいんだろうね?

RED + 78FD はイマイチかも?

いまのバイクはSRAMの初代RED ダブルタップにRDはRED、FDは5600+バンドアダプターという構成で、変速自体には何の問題も無いけれども、たまにFDの羽根が曲がってアウターに入れたときにクランクと擦れることがあるという状態。

バンド型の78FDが手元にあることを思い出し、剛性の高いデュラエースのFDならクランクに接触しなくなるんじゃあないかと考えてさっそく換装してみましたがイマイチな結果になってしまった。

FDの剛性は高くクランクとのクリアランスも十分取れるようにはなったけれども、変速調整を詰めてもインナー時のトップ側2~3枚でチェーンがFDの羽根に擦れる状態になった。インナーローでのチェーンとFDの羽根とのクリアランスは紙一重にしてあり、その状態でトップ側に変速したときにチェーンとFDの羽根とが擦れるということはFDの羽根の間隔が足りていないということになる。

ST-7801ならば、アウター側でもインナー側でもトリムが使えるのでこの羽根間隔で問題無いんだろうけども、アウター側にしかトリム操作が無いSRAM REDのダブルタップとこのFDとの組み合わせではどうしようもないと結論付けるしかない。

折角組み付けて変速調整までしてしまったし78FDの操作感も試してみたいので、しばらくはインナーのトップ寄りが使えないことは我慢してこのまま使い続けてみようと思うけれども、そのうち79FD(78FDよりも羽根の間隔が広がっているらしい)かSRAM ForceあたりのFDを入手して換装しようと思う。うーむむむ、がっかりだー!!

ところで、なんでこれまでのREDダブルタップ+56FDは問題無く変速できていたのかなぁと首を捻ることになったワケですが、よくよく記憶を振り返ってみると、そういえば同じようにインナーのトップ寄りでチェーンが干渉したから、擦れないようにFDの羽根を曲げて広げていたような気がしてきました。ひょっとしてクランクとFDの羽根が擦れるのはFDの羽根をひん曲げて広げたからでは……。

自転車関係メモ

使い捨てコンタクトを12時間以上使うと目の充血がひどいので、度入りのアイウェアがそろそろ欲しい。さすがにワンデイの使い捨てレンズを日の出から日の入りまで装着してると充血がひどいことになり、これ目に良くないよねって思わされる。度付きのレンズを作るにしても、ブルベのことを考慮すると調光タイプが欲しくなるんだけど、ことしはもうブルベに参戦することはなさそうだし、日中用のレンズだけでもいいのかな。

 

ステムを110mm→100mmに変更する。今のバイクは400,600kmのブルベを完走できたバイクだからポジションに大きな問題は無いんだろうけど、先日久しぶりに乗ったらハンドルが少し遠く感じられたのと、以前ワイズロードのお試しフィッティングを受けたときのデータではもう少し短いステム長が提示されていたので一度ステムを100mmに縮めてみる。

 

FDを5600から7800に変更する。今のバンドアダプター+FD-5600はアウターに入れるとたまにクランクと接触するので、手持ちのFD-7800-Bと入れ替えて改善しないか試してみたい。

 

Racing3 のフリーボディを交換する。去年の400kmブルベでの雨天走行でフリーボディ内のベアリングを錆びさせてしまってそのまま使い続けてるけど、その回転抵抗でエネルギーを喰われてるかと思うといい気がしないのでいい加減交換する。この機会に11sのフリーを調達してもよさそうな気がする。

2016BRM110 枚方200km、どうにか完走

京都の久御山発のブルベが無くなってしまい落胆してましたが、なんとか自走スタート圏内の枚方発があったのでここぞとばかりにエントリーしていたのでした。スタート地点が遠くなるので一番遅い0700スタートを狙いたかったけれどもクレジットカード番号を入力している間に売り切れたので0630スタートにてエントリー。

準備は前日に済ませているので0430に起床して薄皮アンパンを食べてから着替えをして出発。

天気予報では気温は1℃/10℃ぐらいだったのでウェアは、dhb Windslam, Rapha クロスジャージ,おたふく手袋 長袖インナー,Giordana ウインタータイツ,Endura 3/4トラウザ,モンベル メリノソックス,シューズカバー,モンベル メリノインナーグローブ,シマノ ウインターオールコンディショングローブという例年通りの冬装備。

走り出してしばらくしてから最初の失敗に気付く。「200kmだとライトが必要な時間少ないし」と思ってヘルメットにヘッドライトを装備せずに出発してしまったが、キューシートが見えない!しまったー、ヘッドライトは道を照らすだけの装備じゃあないことをすっかり忘れていた。引き返すだけの時間的余裕が無かったのでそのままスタート地点に直行。反射ベストを着てライトを灯し車列とすれ違い集合場所に到着。

ブリーフィング前にライトを一つハンドルバーに付け直してキューシートを照らせないかと悪あがき。照度を最低にしても明るすぎてダメそうだけど、まぁやってみるしかない。

そんなこんなで出走、機嫌よく走っていたけど、キューシートの区間距離と合計距離を読み違えて、二つ目のポイントからミスルートをかましたりしつつ、なんとなく覚えのあるコースを走行。適当なグループにくっついてしばらく走り続けていたけれども、自分のペースで走らないと後がしんどいことを思い出し、信号で切られたりした末に一人旅。ひさしぶりのロングライドだけども、元日のサイクリングで体を動かしていたのがよかったか、そこまでしんどさは無かった。

今回PC1が70kmちょっとの地点だったので、あらかじめ用意していた羊羹でカロリー補給しながら走行。PC1にはイートインコーナーが無いことを確認していたし、到着時刻も10時ごろだったのでおにぎりだけ買ってさほど休まずに走行再会。途中、他の人からスパスパ抜かれるし、踏んでもあまり進まずなんでやろと頭をひねってみるとタイヤの空気圧が低かったかも、と思い当たる。そういえば昨晩の準備で深く考えず、推奨空気圧の下限ぐらいしか空気を入れていなかった。私の体重を考えたらもうちょっと空気を入れておく必要があったのに、ボケすぎだった。

PC2に正午前に到着し、イートインコーナーもあったのでパスタを食べて小休憩。携帯ポンプでタイヤに少しだけ空気を入れてから走行。そこから先は日が差して気温が上昇、最高で11度ぐらいまで温度が上がり、手先はインナーグローブだけでも問題無かった。ウェアもインナーとジャケットだけでよかったかもとか思ったりもしたが、結果的には昼過ぎから雲が出てそこが一番暖かい時間帯だった。

PC3は150km近くの地点で、さすがに運動不足の体にはキツイ。PC2でしっかりパスタを食べてはいたけど、空腹感があったのでPC3で何を食べるか考えながら走行。カップヌードルでも食べようかと思ったが、筋肉の疲労感も強かったので回復も考えてたんぱく質も摂った方がいいかもしれない。そうだ、親子丼が食べたい!そんなことを考えながらPC3に到着。そこにはお目当ての親子丼が売っていたので迷わず購入。

そこからは気温が下がりつつあったのでグローブを装着して走行。結構キツイ登りもあったが、以前に同僚と走ったこともあり、傾斜やピークに感じはなんとなくわかっていたので心理的な辛さはさほどなかった。キューシートを見るとPC4に到着していてもおかしくないのにあたりに人気が無く、急に不安になる。慌てて停車してiPhoneでPC4の場所を確認。どうやら5kmほど先にあるようだけども、googleの情報がキューシートの情報のどちらが正しいのかはらはらしながら走行を続行。キューシートをよくよく眺めて考えてみると、合計距離上ではPC4はまだ先なので、どうやらPC4直前の区間距離が間違っていたようだった。そんな出来事を経てPC4に到着、フィニッシュまでは残り25kmほどだけどもエネルギーが枯れはじめている感じがあったので困ったときのジャンボプリン頼み。

そこから先はどんどん日が暮れていくのでライトを点灯して走行。キューシートも見えにくくなりヘッドライトを忘れたことへの後悔がどんどん高まる。ライトで照らしてはみたが、照り返しが強すぎてよく読めないので、開き直ってGPS頼りで走行することにした。郊外ではコースを大きく外れることは無かったが、市街地に入ると曲がるべき地点や注意事項が把握できず、最終的にはiPhoneGoogle Mapも使ってゴール地点をめざすことに。多少迷いながあらもどうにかこうにかフィニッシュ。

走り終えた時点でもうこれ以上走りたくないという疲労感で、200kmってこんなにキツかったかなぁと思った。ちゃんと走りこんでいたころなら、300km走った後でも「まだいけるな」という感じがあったのだが、今回は「もう無理」という感じ。そんなコンディションだったので、自宅までの1時間の自走も本当に苦痛で、へとへとになっての帰宅だった。サボったらあかんなーと痛感させられる。

ひさしぶりのブルベではあったが、なんとか完走できてよかった。

 

次回への教訓&覚え書き

  • ヘッドライトを忘れない
  • 早朝・夜間の走行区間はキューシートのフォントサイズを上げる
  • バーチャルトレーナーを15kphで走らせると足切りや貯金がわかりやすい
  • ルートデータにPCポイントぐらいは登録しておく
  • 降水確率低いならビビらず晴天タイヤでいく

2016BRM110 準備

5歳次女氏を歯医者に連れて行って、自分もそのあとで治療を受けたりしてから、明日のブルベに備えての準備をしていた。

まずはライトとモバイルバッテリーに充電をしながらEdge1000Jをマウントしてルートデータを転送。心拍計はEdge1000Jに付属していたものではなく、Edge750といっしょに使っていたものを使い続けようとしてみたが、ペアリングはできるものの心拍データが取れない。うーむ。とりあえずそればかりに手をかけることはできないのでいったん保留して準備を続行。

チェーンを綺麗に拭いてから注油して、しばらくしてから余計な油を再度ふき取り。

工具などをどう運ぼうか考え、フレームバックを使うことにした。そのままフレームバッグを付けるとダウンチューブのボトルと干渉するので、SM-BA01でボトルケージ台座をBB側にオフセットしケージも横入れできるEliteのCannibalに変更。

フレームバッグにはウインドブレーカー,予備のキューシート,ツールケース,羊羹,モバイルバッテリーを収納。

キューシートホルダーを付けてこんな感じでいいかなぁと思ったが、不安になって自分のブログを読み返してみたら、去年同時期のブルベではタオルや替えインナーなんかまで携帯するという入念ぶりだった。そういや、去年は降水確率高かったんだよなぁ。でも、今年は降水確率低いしーとか思いながらも、さすがに輪行袋を持たないのは慢心が過ぎると考え直してシートチューブ側のボトルケージに輪行袋をセット。

タイヤの傷,リム,ブレーキシューをチェックして、空気を入れ直し、同日のウェアを用意して準備完了。

ひっさしぶりのブルベ&ロングライド、どうなることやら。