京セラのセラミック包丁は純正シャープナーで手入れをしよう。
京セラのセラミック包丁をシャープナーで研いだというお話。
前に有給消化でまとまった休みを取った時にローストビーフを作ったのだが、自宅にある包丁の切れ味がどれも悪く、「これは駄目だわ」と痛感してシャープナーを購入しました。
料理はほぼ妻に任せきりなので気付いてませんでしたが、妻は道具や機械のコンディションを気にしない性質で、家の包丁はどれもメンテナンスもされずに刃こぼれだらけで運用されていましたとさ。
二丁あるセラミック包丁はどちらも幅1mm深さ0.5mmくらいの刃こぼれが数か所ある本当にひどい状態で、「シャープナーでどうにかなるのだろうか」と心配したものの、説明書通りに研ぐと刃こぼれもきれいになくなりました。
試し切りしてみると、ローストビーフの薄切りは少し難しいものの前よりは格段に楽にスライスでき、ネギや玉ねぎはスッと引くだけで綺麗に切れるようになり、だいぶ切れ味の回復を実感できました。
道具は手入れが大事だなぁとか、たまには私も料理しないとなぁとか、いろいろ考えさせられました。
今回買ったのは京セラの DS-38。なかなか良い買い物だったなーと思う。本当は砥石ユニットが交換できる旧モデルの DS-50-FP が気になっていたけど販売価格は5000円近くとあまり値引きされておらず、対してこちらはアマゾンで2000円ちょっとのお値段で、この実売価格なら砥石が痛んでも普通に本体買い直しでいいんじゃないかという判断でした。
新品の切れ味までは戻せないようで、確かに購入直後の包丁はもっと切れていたような記憶もあるので、普段はこれで手入れをして、二年に一度ぐらい京セラに送り返して1000円で研ぎなおしてもらうような使い方をすればいいんじゃないかなと感じた。
アボカドの剪定をした
うちの玄関先には食後の種から育てたアボカドが植えてあるのだが、枝は伸び樹高も私の身長を超え、玄関脇で存在感が過剰になり始めたためざっくりと剪定してみた。
当初は「葉っぱを残さないとダメなんじゃ」という恋人の意見により樹高140cmぐらいに切っていたけど、無駄に伸びた枝とわっさり茂った葉っぱとで見た目のバランスが悪く、最終的には一つの枝葉も残さず地上80cmあたりから鋸でバッサリと切られてしまいましたとさ。切り口は雨水が溜まらないよう気持ち斜め気味に、切断面には保護のため癒合剤代わりに木工用ボンドをぺったりと塗布。
枝葉を一つも残さず幹だけになってしまった姿には不安感を持たずにいられないけど、ざっとネット上で調べて限りでは、これぐらいざっくりやっても新芽が出てくるらしい。もともとは食べ終えた種から面白半分で育てていたので枯れてもあまり痛手はないけど、育ってくれるに越したことはないので、期待しつつ見守ろうと思う。
不完全燃焼に終わった基本情報技術者試験
職場で「情報処理技術者試験の団体申し込みをします、合否は効果に無関係で試験料は会社負担なので、興味のある人はどうぞ」みたいな感じの案内があり、そういやここ数年間、情報のインプットやアウトプットをほとんどやってないなぁと思い浮かび、申し込みをしてました。
十数年前にも同じようなことをしてた覚えがあり、何を受けたんだっけ?と頭を捻ったりウェブサイトで試験区分を眺めたりしましたがこれというものが見つからず、さてなんだっけと悩んだ挙句にそれば今は亡き初級シスアドだったと思い出してずっこけそうになったりもした。
そんなワケで、ここ一カ月ほどのらりくらりと勉強をして、日曜昼間をほぼ潰して試験を受けてきたけれども、結果は割と散々な感じで、試験が終わった解放感より「もうちょっと頑張れたな」という不完全燃焼感が胸に残り続ける結果に終わった。
敗因は、午後試験の対策(勉強)の不足。ここ数年、専門書や小説も読まず、twitter をはじめとしたもっぱら短文としか触れない生活を送っていたから、文字数の多い文章をインプットする脳内回路が完全に切り離されていた感じ。
試験勉強に着手するのが遅れたのもよろしくなかったなぁ。参考書は2月初頭に買っていたものの、真剣に勉強を始めたのは3月初頭だった記憶。せめてあと二週間はやく勉強を始めていて、その時間を午後試験の過去問練習に充てられていたら、合格確実ラインまでイケたんじゃないかなぁ。
仕事と家事の忙しさを言いわけにしたり、「午前問題の理屈がわかってりゃ6割はどうにか取れるだろう」と甘く考え、過去問題は解かずに回答を数問斜め読みしただけだったけども、いざ当日は長文問題の読み込みに手間取り、問題の解釈にもなかなか頭が回らず、半分以上の設問は山勘で解答する結果に。
午前問題は過去問をそこそこやっていたので8~9割の正答率を出せたかなという結果だっただけに、悔しいやら情けないやら。気力的に消耗していて答え合せをする気にもなれないので、わからないけど、合否は半々ぐらいの確率だろうなぁ。
もし落ちてたら、悔しいから秋にでも個人的にリベンジしてみますかー……。
私的なメモと教訓、「過去問は重要、午前試験と午後試験それぞれ半々ぐらいのウェイトで勉強時間を過去問に割り当てよう」。
一号車のペダルとシューズを換装した。
ブルベやツーリングが中心で、レースには一切関心が無い私のサイクリングスタイルなら SPD-SL よりも SPD などの MTB 系シューズの方が良いんじゃないかというのは前々から思っていたことで、ペダルもシューズも随分前に調達して死蔵しっぱなしだったかれど重い腰を上げて換装してみた。
Gmail の履歴によると、2015年10月にセットで購入したまま、ずーっとほったらかしていたようである。
ペダルは Shimano PD-M785。とりあえずのお試しなので、XTR ではなく XT グレードに。初の SPD ペダルで、なんとなく見た目の安心感がありクリートのキャッチもしやすそうに思えたのでケージ付きタイプに。
シューズは Shimano SH-M089。シューズも「気に入らんかったらすぐやめればいいや」でとりあえずはエントリーモデルに。
さっそく120kmほど峠アリのサイクリングで使ってみたけど、シューズもペダルも非常に好感触。
いままで使っていた SPD の PD-7800 と比較して、「シューズとペダルを固定する」という機能性や使い勝手については何の差異も感知できず、そうであればクリートが出っ張らずに歩きやすい SPD シューズの方が良いんじゃないのという感じ。
シューズについても、これまでの Diadra Jet Racer と着用感や安定感に劣る感じは無く、重量も片足 295g → 375g と増加しているけど特にしんどくなった感じも無く、「あぁ、やっぱ SPD-SL じゃなくても良かったんや」という結論に。
たぶん毎週のように乗り込んでいる人なら違いを感じるんだろうけど、ロードバイクに乗る機会が激減して乗車感もすっかり薄れてしまっている私のような人間には性能的な違いは感知できませんでしたとさ。
唯一気になった点といえば、信号待ちの時にすべすべのコンクリートブロックに足を付いたときにちょっと滑ることがあったので、見た目より靴底は滑るのかもしれないなと思った点ぐらい(それでも、SPD-SL よりは明らかに滑りにくいだろう)。
このままの仕様で一年ぐらい使い込んでみた後でやっぱり問題や不満が無いようであれば、XTR グレードのペダルと RT5 あたりのシューズに変えて軽量化しようと思う。
二号車、Orbea Orca 2007
冬期休暇中に組んでいた二号車の Orbea Orca さん。
あぁっ、曲線や色合いが本当に美しいっ。
銀色のアルミ製シートクランプ&ヘッドバッジなので2008年以前のモデルで、この2008年にはこのブロンズカラーは無かったような気がするので、おそらくは2007年モデルだろう。
古今数多あるメーカ製ロードバイクの中で、私が最も優美だと感じ、いつか手に入れたいと思い続けていたバイクのうちの一台。
ロードバイクに興味を持った2007年ごろ、フレームにン十万,完成車はフレーム倍額みたいな相場や価格感に慣れておらず、それまで読書や映画やゲームなんかの数万円程度で収まる趣味しか持たなかったため、ロードバイクが欲しいと思いながらも金額にビビって尻込みしていたまさにその当時、プロが乗るトップモデルの一つとしてこのオルカが君臨していた憧れも私の思い入れに上乗せされているかもしれない。(私の心にグッとくるロードバイクは2007年前後のモデルが多い)
2010年以降のオルカはマイナーチェンジやリニューアルを重ねるたびにどんどんと私の好みから外れたデザインになってしまい、この型のモデルも店頭から姿を消していき、憧れだけがくすぶり続けていたのですが、サイズ,カラーリング,コンディションいずれもばっちりな出物を見つけて、だーいぶ前にお迎えしていたのでした。……メール履歴を漁ってみたら、ちょうど2014年1月初頭に我が家にやってきたようなので、2年間ほどそのまま寝かされていたのですね。(白目
組むときに全部のパーツの重量を計っておけばよかったなと、いまさら気付いた。また改めて細部の写真を撮って、組み付けたときのメモを書き残しておきたい。
リハビリ&二号車試走サイクリング(嵐山~花背~京北)
いつもの同僚とサイクリング。
冬期休暇の間にせっせと組んでいた二号車のお披露目でもありました。あれは昨年元日の走り初めの時、私があれこれパーツやらフレームやらを買い込んで死蔵してることを知っている彼は、新年の挨拶よりも先に「あれ、フレーム変わってないんですか?」とdisってくれたことはいまだに記憶に残っている……。まぁ、そのはなしは置いといて。
今月半ばに備えたブルベに向けて、寒い外気に体を慣らしたり、ウェアの調整を思い出したり、山や平地の走行ペースを思い出したりするべく走ってみようというのが今日のテーマ。
予想気温は最低1℃の最高11℃とかそんな感じだったと思う。ウェアは、おたふくインナー,ENDO 長袖ジャージ,Endura Stealthジャケット,Giordana 起毛ビブ,モンベルメリノソックス,モンベルメリノインナーグローブに Shimano ウインドストップグローブといういつもの装備。花背登りでは汗がこもるほどに暑かったが、一転下りは凍えそうなほどに寒かった。日蔭側斜面の下りでは正午過ぎでも路上の気温表示が1℃で、そりゃ寒いわという感じ。そういえば去年の春先にも舐めたウェアでここを走って凍えていたんだっけ。今日は防寒フル装備で良かった。
一年ほどまともにロードバイクに乗っておらず、負荷の感覚も薄れきってしまったので、久々に心拍計を装備して負荷強度を意識してみたら、有酸素運動ベースを超える負荷で走りがちなことに気づいたりもした。
コンビニでの休憩が少しのんびりしていたり、リハビリペースで走っていたりしたけども、平均速度はグロスで15kphを大幅に下回り、これブルベだったら失格だよねという結果に。うーん、もうちょいきびきび走らなきゃならんのか……。
素人作業で組み上げた二号車はハンドルバーやステムがずれたりヘッドががたつくようなこともなく、無事に走り終えることができました。初めて使うカンパニョーロの11Sの変速系統&ブレーキだったり、前ブレーキを左レバーで引く左前セッティングだったりはじめて要素を盛り込んでいたけれども何ら問題が無くて割と拍子抜け。
ブレーキは左前だろうが右前だろうが大して変わらないし、デュラエースのキャリパーじゃなくても普通に止まるし、カンパのコンポも小気味よくパチパチと変速してくれるじゃあないか。ブレーキのウェット性能だけが未知数ながらも、これなら普通にのりこなせそう。